ミッサーシュミット臨戦態勢

笑いと性愛と美味しいご飯と犬が好き。毒親育ち&男尊女卑アレルギー。フラットで平穏な笑い多きパートナーシップ築いて行ける人と生きて行きたいです✨

舵を他人に任せるな🌊🚢

昨日、人生の先輩から頂いたメールの中でご紹介頂いた本についての記事を書きました。

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この中で、実は、港かなえ『母性』だけは、半年以上前から手元にあったのです。

たまに飲みに行っていたお店の店主(女性)が読書好きで、

「『告白』も凄かったけど、これも凄いよ!お風呂で読むからヨレヨレだけど、良かったらあげるわww」

って、気前よく下さったもの。

この女性も、お母様との問題で、今も毎日戦っておられます。

 

正直なところ、興味津々&“これは絶対読むべき!”って心は叫んでいたものの、もうタイトルからして物凄く怖くて…ページを進めるのをためらっていました。

 

最初の方からヤバい臭いがプンプンなのですよ(;’∀’)

母子精神癒着の自覚がある人間には地獄!!

分かり過ぎて痛くて辛いってところですね。

 

昨日ようやく、勇気を出して一気に読み進め、読了致しました📚

最後は救いのあるストーリーで良かった!

 

『告白』と同様にミステリーとしてではなく、“家族小説”として読むものでした。

一組の母親と娘を軸にお話が進められて行くのですが、母親の母親(以下“母方の祖母”)や、母の配偶者(“父親”)や、その母親(“父方の祖母”)の描写もリアルで、

「一世代前っぽい書き方のような気がするけど、現代も普通にあるし、もっと若い世代もまだこれと同じじゃないかな?|д゚」

と思いました。

 

死とか虐待とか極度の甘やかし等々、壮絶で重めのエピソードも織り交ぜつつ、登場人物1人ひとりのバックボーンが浮き彫りになるにつれ、

「悪人は居ない…だが、誰かが呪縛を断ち切って自分の人生を取り返さない限り、この悪循環は繰り返されるだけ(;゚Д゚)」

と、しんみりかつ、イライラした気分にww

 

何かねー…母親と自分というよりは、祖母と母親のことを考えてしまったのです。

我が家もずーーーっと、父方母方両方とも、母子関係の歪み&健全なパートナシップの不在の連鎖で、一番若い世代の私や妹や従妹達やハトコ達(中には更にその子達も居るけど、疎遠で、どうやら問題は無さそうなので数に入れない💛)が、正に今も、生き辛さに苦しんでいる訳です。

 

男子はポツポツの、結構な女系一家ゆえ、健康の問題があって働けない人以外は、まあ仕事にブッコんでます。

早期結婚を目標にしている人も居るけど、どうやら、パートナシップ云々じゃなく、子供が欲しいから、が第一義になってるような感じ。

 

私自身も本来なら20代初めからずっと、到底働ける体調じゃなかったはずだけど、大人しく病人として過ごせるバイタリティが無かったから、たまに休養しながら、非正規とはいえ自力で生活費を稼いでるんでしょうねww

もし健康だったら、性的トラウマもあるから男なんて省みず、出世一筋だったかもしれません…才能の有る無しは別として。

 

自活しようが主婦になろうが、人生の選択肢を、母親に差し出されたものからじゃなく、自分で良いと思ったものから絞れたら、問題無いのでしょう。

これが完璧に出来てる人は極少数だということは理解出来ているつもりです。

 

ただ、“私は結局、最後は母親の顔色を伺って、OKが出そうなものを選択しているかもしれない”という疑問を持ってみることは、男女問わず、とてつもなく大切なことだと考えるのです。

そうじゃないと、

「これが普通でしょ?!”(-“”-)”」

「何で言う通りにしないの!!(# ゚Д゚)」

「何でそんな自分勝手なの?(-_-;)」

って、他人を責めてばかりの、“自分の無い”人生になってしまうから。

 

これって相当怖いですよ。

“親からの支配を当たり前だと思ってるのに、どこか理不尽に感じて怒りや焦りや悲しみで心がパンクしそうだけど、それを表に出すことは悪いことだと思って我慢しまくっている”状態が何十年も続いてて、その発散方法は、自虐行為とか、自分より立場が弱い人への虐待や嫌がらせとかに繋がるのです。

子供時代に培った、“母親に対する独占欲”が、“他人への支配欲&征服欲”に転じてしまいます。

 

上手く本音を隠して誤魔化せてる&皆から善人だと思われてると満足しているのは本人だけで、ちゃーんと周りにはバレてるし、根本的な問題解決を避け続けてる限り、現実的にずっと幸せにはなれません(;’∀’)

 

人間ってそこまで強くないから、割とすぐ壊れます。

とっくに壊れてるし、密かにそのヒントにも気付いているけど、必死で無視してる人が、一番凶暴になるのです。

 

自分をこの世に生み出してくれた親は確かに、生涯を通して精神的に逆らえない相手です。

私もそう感じています。

ただ、“親が見せてくれた世界観や、親が与えようとした価値観は、100%正しいか?”と問われたら、迷わずNoと答えます。

 

誰もが皆、密閉された狭い世界を、全てだと考えてしまいます。

成長するにつれて他者との関わりが増え、様々な価値観を知っても尚、刷り込みの力は強大です。

親を疑うのは悪いことだという倫理観や、逆らうと愛情を貰えなくなるかもしれないという恐怖感があるので、親が引き留めている訳でもないのに、自分から“世界を抜け出す”ことを思い止まってしまいます。

 

「もうこの人には絶望した…言う事を聞いても仕方が無いし、縁を切りたい」

ここまで酷くなくても、反抗期というのは一種の親殺しなので、これを思春期にちゃんと体験し、“親もただの人間だ”と気付けるかどうかが、その後の人生に大きく影響します。

因みに、私の母には反抗期が無かったそうですww

うん、だろうね…分かるよ(;’∀’)

 

この世の全ての問題の原因は、何らかの形で家族関係に繋がっていると聞いたことがあります。

私の狭い世界でも、それはきっと本当だと感じることが多いし、特に母と子の共依存関係が一番大きな問題だと実感しています。

 

自分の中にある、親への疑問や怒りを素直に認め、押し殺さないこと。

親>>>>自分という方程式が正しいか、周りの人達の協力を得て検証してみること。

焦って早期解決の為に奔走する必要はありません。

まずはそこから。

そうすることで、自分の本気の人生が始まります💛

 

過酷な環境や苛烈な家族関係に悩んだ人の方が、親を精神的に断ち切るのに苦労します。

地獄には、麻薬のような依存性があるので、そこを抜けた後も生きて行ける自信が無いのです。

 

だけど、幾つになっても遅過ぎるということは無い。

親から離れられなくても、“これは自らの意思で選んだことだ”という事実から目を逸らさなければいいだけ。

例え死の数秒前であっても、

「私はちゃんと自分の選択で、この人生を生きた」

という思いが有るのと無いのとでは、充足感は雲泥の差です。

何度も死にたいと思い、ギリギリで引き返して来た私だから、それが良く分かるのです。

母との共依存関係にあった頃には、根深い被害者意識が捨て切れませんでした。

 

偉そうなことを書きましたが、私は周りの方々の支えの他に、親からの“幸せになって欲しい”という想いによって生きていることは事実です。

私の命は、親のものではなく、私だけのものでも無く、変な言い方ですが、“或る意味で皆のもの”です。

 

私はこれから先、毎日を、自分の選択で創り上げて行きます。

その為に発信するし、もし誰か、自分と同じことで苦しみ、戦っている人に届いて、ちょっとでも楽になれたらいいな、と願っています。

 

明日も皆様にとって、良い日になりますように!

長い文章を、最後まで読んで下さってありがとうございました(*’▽’)💛

 

 

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