私は恵まれていた。
多分私は、世界で一番、私のことが嫌いでした。
私がどれだけ弱くて、何も出来なくて、ズルくて、馬鹿な人間でも、幸せを願ってくれる人達がいる。
その思いを、
「私なんかに勿体無い…」
とか、
「いや、どんだけ私が腹黒くて、絶望感に酔ってるか知らないのに…」
とか、
「こんな次から次に問題ばっかり起こる家に生まれたんだから、どうせ幸せになれる訳ないって本当は思ってる癖に…」
とか、拗ねまくって、無駄にしちゃいけない。
私を信じてくれるその気持ち。
それは、素晴らしい、他の何とも代えがたい、掛け替えの無い財産でした。
もう、勝手に、いつも不幸のどん底に居るなんて、考えちゃいけない。
私が不幸になれば、その分誰かが幸せになるなんて、そんな風に思うのは止めます。
お前なんかが幸せになれる訳ないって、自分を呪い続けて来ました。
それは、親や先祖を、そして、今現在、私のことを愛してくれている人達を貶める行為だったな、って、やっと分かりました。
きっと、大丈夫。
今ようやく、その言葉を、心の底から、自分に掛けてあげられるようになりました♡
(*’▽’)