ミッサーシュミット臨戦態勢

笑いと性愛と美味しいご飯と犬が好き。毒親育ち&男尊女卑アレルギー。フラットで平穏な笑い多きパートナーシップ築いて行ける人と生きて行きたいです✨

攻めの前に、守りでした。

私ミッサーシュミット、現在求職中。

将来的に、心理に関する仕事をしたいと思い、まずは取っ掛かりとして、派遣コーディネーター職を希望していました。

 

働きたい人の心を掘り下げて、希望のお仕事に就くお手伝いをする、という役割なのですが…。

正直、大手の派遣会社さんだと、求人に年齢制限があり、面談に呼んで頂けるのは、ほぼほぼ小さな会社さん。

 

そうすると、営業も兼任になるので、売上達成の為のノルマもあり…。

正直、私には向いてないorz

 

それに、ここ最近の記事にも書いてますが、元々自分が鬱状態がベースなので、

「そういう理由を持ちながらも、必死で働いてる人が多いから、何か役に立ちたいなあ」

と考えて、しごとセンターの担当者さんとも相談して、この職種を探していました。

 

ところが、面談を何度か受ける内に、

「あれ…待って、私、本当に出来る??怖くない??引きずられない??まずは自分の精神がぐらぐらしないように、しっかり土台作るのが先じゃない??」

と、恐怖と不安と疑問が心を渦巻くようになりました。

 

正直言うと、無理して必死でやれば、出来ないことはないと思います。

でも、自分が壊れるかも、という気持ちと戦いながら、対応しても、恐らく、お相手にもそれが伝わって、不信感を持たれてしまうのではないか、と。

そして、間違いなく、今の鬱状態の種が弾けて、本格的にヤバい状態に陥るな、という予感があります。

 

先日紹介した、下園壮太さんの著書にもありましたが、鬱状態になると、

「何に役にも立てない自分なんか、もう居ない方が世の為だ」

っていうスイッチが入りやすくなります。

books.rakuten.co.jp

神話か伝説で、他の動物達と違い、神様に捧げるものを何も持たなかったウサギが、自ら焚火に飛び込んで、その焼けた肉を食して貰おうとした、という話があったと思います。

ウサギを不憫に思い、その気持ちを汲み取った神様が、ウサギを死後、月の世界で蘇らせる、というストーリーだったかな??

 

アドラー心理学にありますが、

「人が幸せを感じる為には、他への貢献感が必要」

なのです。

books.rakuten.co.jp

鬱状態だと、正直、自分の資源も能力も、良い時に思う存分発揮する自信が無くなってしまうので、もう最後の手段として、命を差し出して、誰かの役に立とうとします。

つまり、自殺(または自殺行為、と呼ばれても仕方ない行動)を選択してしまうのは、決して”逃げ”ではなくて、”誰かの為を考えに考えた上での行動”なのです。

 

愚かで悲しい、残された者の気持ちを考えろ、というのは本当に正論だと思うのですが、鬱状態だと、もうそんな判断が出来ないようになってしまいます。

自分を責めて、嫌いになって、生きる価値が無い、と思うようになる、恐ろしい病気なのです。

 

長年、もうずっとあるものなので、一生のお付き合いになる、と諦めて、半ばやけくそ気味に放置して来たのですが、鬱状態って、本当に、辛いです。

一番何が嫌かというと、やっぱり、自分の価値が分からなくなって、死んだ方が良いんじゃないかって考えてしまうこと。

 

私はもう、そこから目を逸らさずに生きて行きたいので、何とか、必死で、助かろうと思っています。

 

10代で発症してすぐ、何軒か病院に掛かりましたが、当時は今ほど間口が広くない上に、田舎でしたので、本当に、碌な先生が居ませんでした(;’∀’)

薬も、ただ単にだるさを増長させるだけで、考える力も無く、ドロドロに眠ってしまうので、このままでは、行動力も思考力も衰えてしまう、とゾッとして、いつの間にか、通院も投薬治療も止めてしまいました。

 

またあれを繰り返すのか、と思うと、恐ろしくなります。

今すぐ、それこそ明日にでも病院に行って…とは、思えません。

だけど、選択肢の1つとして、強がらず、怖がらず、通院&投薬治療を考えることを、自分に許可しようと決めました。

 

また何も出来なくなるかも…と思いますが、いや、きっと、何とかなるはずだし、楽になったら、自分も嬉しいし♡と、あまり後ろ向きに考えないようにします。

 

私のように、家庭が複雑で、トラウマも多くて、っていう人ばかりが罹るものじゃなく、普通の、特に波風の無い、愛情も経済状況も豊かな人でも、罹る可能性のある病気です。

 

鬱状態になったら、兎に角、死を選ばずに、その日1日、生き延びたことを、自分で褒めることが大事です。

そして、早めに対処すれば、回復も早いので、「鬱=死」と考えずに済みます。

 

実は昨日、飲みに行ったお店で、久しぶりに会った20代前半の人が、鬱になって、通院&投薬治療中で、現在休職している、と話していました。

お仕事が原因だったようなので、恐らく、辞職することになる、と。

 

そのお店で会った方の、ご縁が元で入社した会社さんなので、彼はもう、そこのお店からの縁故で、新しい職を探すことは難しいでしょう。

男性だし、まだ若いし、回復すれば、きっと何とかなると信じていますが、苦しそうな顔をして、何度もお手洗いに立つ姿に、居た堪れないものを感じました。

 

これだけ身近にある病気なのに、偏見も強く、改善策もあまり無いのが現状です。

自己責任、って言われたら、或る意味、死を選ぶしかありません。

そのくらい、精神が弱ります。

 

もし、読者様の周りに、この人危ないな、大丈夫かな?と感じる方が居たら、また、ご自身が、変に鬱に対して反感を持っておられるとしたら、一度、鬱に関する本を読んでみられると、そのメカニズムが分かって、楽になるかもしれません。

 

手術をしてどうこうっていうことではないので、早めの対策で、最悪の結果を免れる可能性はとても高いです♡

 

欝々ばっかりの内容で申し訳無いです。

ただ、これからはもしかしたら、鬱に関する話題が増えるかもしれません。

 

暗いお話ばかりは自分も書いてて嫌なので、そこは気を付けます(*’▽’)

楽しいとか嬉しいとか、そう感じられる出来事は、毎日の中に少しずつあるので、そこをちゃんと見詰めながら生きていきます。

 

明日はまた面談です。

だけど、もう身構えません。

ご縁が無いなら、無くて良い。

私には出来ない仕事なんだ、と、受け入れます。

 

辛く切ないことがたくさんあっても、不幸じゃない。

それだけは、強く思います♡

 

いつも訪れて下さってありがとうございます(‘ω’)ノ♡