笑いの裏の悲しみの意味。
昨日は初めて行く美容室で髪の毛を切って貰い、3ヶ月ぶり(!)だったので、すっきりして、ワクワク気分を味わいました♡
去年から前髪作るのを止めて耳に掛けられるように伸ばしてたので、3ヶ月行かなくても何とかなったんですww
美容院を出ると夕方になっていたので、新宿にある末広亭に初めて行ってみました。
最近、本屋さんで良く見掛ける『昭和元禄落語心中』を読んだので、寄席ってどんな感じかな?って気になって。
表紙の絵が好きだなって思って、数年前から面白そうだなあって思ってたんですが、どうも触手が動かず…。
この度、作品が完結したので、一気に大人買い♡
あ、本当に面白いかどうか、一度漫画喫茶に行って読みましたけどww
土曜日なのもあり、大入り満員で、最初は立ち見でした。
でも丁度昼の部が終わる直前で、お客さんが殆ど帰るタイミングだったのですぐに座れました(*’▽’)
落語だけじゃなくて、バイオリン漫談(面白かった!)とか漫才(寄席の場を満喫)とか奇術(山上兄弟のお父さん)とか、盛り沢山で楽しかったです!
夜の部は5時~9時まであって、講談も聴きたいなあって思ったのですが、約束があったので、7時前には出ました。
3000円って聞いて高いなあ…と思ったけど、何時間も素敵な芸を観られるなら高くないなって♡
落語は、まだ新人で上手じゃない人から、年季の入った芸達者な人まで色々な人の物を聴けたので、
「上手い下手ってあるんだなあ…お客さんの目の前で、緊張しつつ、会場の空気も読みながら世界を作って行ける人って、やっぱリ凄い!」
って感動しました。
年季は入っているけど、声が小さくて聴こえない人とか、若いのに物怖じせずに噺が出来る人とか、本当に…芸事の世界って、残酷で、待った無しだなあ…って痛感しました。
とはいえ、末広亭みたいな名門で出演出来る時点で、日本でも相当上手な人達ってことなんだろうから、皆凄いんですよね。
落語も、想像以上に良かったけど、一番好きだったのはバイオリン漫談でした。
もう何というか、古き良き「芸人」、マイナスの、狂気すら感じさせるような、こういう場でしか生きられない種類の人って感じの方で。
面白くて感動したのに、笑いながら、何故か涙が出そうになってこまりました(;’∀’)
自分の中の、何かを投影しちゃったのかもしれません。
もし、ストリップのようにチップとかおひねりとか差し上げるのが当たり前の場であれば、多分お金出してたな…。
私、お金の扱い方下手で、人にたくさんあげられるくらい持ってないけど、たくさんお金作って、世の中に笑いを提供してくれる人が切磋琢磨して更に面白くなってくれるようにしたいな。
劇場作りたいとかじゃなくて、良い芸持ってる♡って感じた方にポンとご祝儀出せるような、明日の生活を心配しなくて良い現金を常に持てるようになりたい(*’▽’)
やんわりとしたタニマチ的な。
なんて、壮大な夢を語ってしまいましたwww
どこぞのお大尽じゃあるまいし、女性としては少し品が無いかもしれませんけど。
自分が鬱の時、ダウンタウンを始め、たくさんのお笑い芸人さんの芸に救われて、何とか笑って生きて来れたので、感謝の気持ちと共に、恩返しがしたいのかもしれません。
笑いって、本当に凄いです♡
次はまた別の寄席に行ってみようかな。
吉本芸人さんのライブは何度か観たことがあるけど、まさか自分が寄席に行くようになるとは…人生は分からないものですね( *´艸`)
今度は昼の部にも行ってみようかな~。