自分が存在するから、愛が、仕事が、お金がある。
7月の、性愛セラピスト養成講座(STT)第4講目で、「エンプティチェア」という技法を学びました。
ワークの時は、セラピスト役と、クライアント役の2名で行ったのですが、同居人は居ないし、体はクタクタに疲れていたので、1人、頭の中でやってみました。
“仕事をしている時の自分”との対話を試みたのですが…予想外の答えが出て来たので、戸惑うと同時に、ああ、やっと腑に落ちた、と、また新たに目が開かれた気がして(;’∀’)
人間の心って、誤魔化してる内に、どんどん本音の上に、違うものが積み重なってるんだなあ~って痛感しました。
何度か書いてるかと思いますが、高校時代に不登校になり、外出も出来ず、殆ど引きこもりになった時期があります。
通学を再開するどころか、もう一生、仕事は出来ないと、絶望と恐怖と不安に戦いていました。
そんな時、まだ離婚していなかったので家にいた父に、
「一生、養ってくれる?」
と訊いたら、
「いいよ」
と言ってくれました。
あの台詞は、人生でベスト3に入るくらい嬉しかった♡
残念ながら、実現はされませんでしたが( ;∀;)
体も心もズタズタに傷付きながら、10数年、安い賃金で働いて来たし、男性恐怖症も癒えていなかったし、本当に私にとって、“仕事=命を削るもの”でした。
その前提が、どのような過程で築かれたのか、今回探ってみようと思い、出て来た答えが幾つかあります。
・3~4世代前から、父方母方の実家は殆ど自営業で、我が家も自営業。
夫婦一緒に仕事をしていたが、かなり仲が悪く、仕事のパートナーシップも円満ではなかった。
家に帰って来たとしても、親が仕事の話をすることもあるので、仕事と家庭がかなり密接。
子供の私にとっては、どちらも地獄だった為、家庭と同様、“仕事に対する恐怖感・嫌悪感”が植え付けられている。
・外勤めをして、同僚や上司と働く、というイメージが無い。
無駄な会議や、無茶振りをする上司が居るなど、そんな無駄なことに時間を費やす意味が分からない。
自営業は、自分の働きが即ち家計に繋がるので、会社勤めをする上で、どうしても“無駄に見えるもの”が目に付き、イライラしてしまう。
・体調が悪かろうと、どんな事情があろうと、出勤出来ないことを許して貰えないので、“どうせ私なんて死んでもいい存在なんだ”と、心を殺してしまった。
・職場での諍い、苛め、怒鳴り合いを見ると、そこに父と母の姿を投影してしまい、心が凍り付いて、子供の頃に戻ってしまう。
・不仲だったとはいえ、両親は長年、父の名義の会社で同じ仕事をしていた。
離婚後、母は1人で会社を立ち上げたが、上手く行かず、今も会社として残ってはいるが、現在は違う仕事をしている。
母は雇用される身だが、仕事中は1人で、離婚後に交際し、破局したが、今も密に連絡を取り合っている男性が、母の身を案じて訪ねて来ることも多い。
男性の力が無いと、母は仕事が出来ない。
それなのに、まるで1人で頑張っているように考え、男性に支えられて生きる女性に嫌悪感と羨望を感じていることに、私が強い怒りを覚えている。
結論がはっきり出せたと言いかねますが、私の究極の本音に、辿り着きました。
先日の詐欺事件の際、母には、まだ打ち明けていないけど、いざとなれば元交際相手の男性が居て、妹には、別居中の夫が居て、今回のことも相談に乗ってくれている。
そこまで深く、信頼出来るような男性が居ないのは、私だけです。
前職の経営者が、男性に縁の無さそうな意地悪な高齢独身女性だったこともあり、“人生においての男女のパートナーシップの重要さ”を嫌と言うほど思い知らされたので、自分も性的トラウマを和らげ、男性と一緒に人生を楽しく生きて行きたいと決意して、性愛セラピスト養成講座(STT)の受講を決意しました。
今、求職活動をしているけど、本当は、パートナーが出来てからしか、仕事をしたくい。
仕事をし出すと、私は日々の虚しさと、命を無駄遣いしていることへの後ろめたさと、自分への怒りから、仕事のこと、家族の問題以外、何も考える余裕が無くなって、お酒を浴びるように飲んで、“性的に満たされる”とは、正反対の生活を送ってしまうから。
正直、お金持ちと結婚して、扶養に入れて、心理学を勉強させてくれる人が居たら、仕事をしたくない。
主婦が存在しない一族だったので、仕事は絶対しないといけないと思っていたし、これまでの人生に、こんなことを考えたことは無いし、もし考えても、親しい友達にすら、言ってはいけないと感じていました。
ところが、友達に勇気を出して話したところ、殆どの人が、賛同してくれたのです。
驚くと同時に、ああ、女性達は、精一杯生きていて、とても疲れているんだな、と、初めて、強く認識しました。
結婚し、子育てをしている人の中は、忙し過ぎて、仕事が出来ないことに後ろめたさを感じている人も居ました。
体調を崩し、フルタイムで働けず、夫の扶養に入っていることに、申し訳なさを感じている人も居ます。
女性で、自分の人生を、ちゃんと自分で満たしながら、幸せに、ラブラブに生きている人は、私の身近には、少ないのだ、と、知りました。
結婚すれば、パートナーが居れば、円満な人生が送れる訳ではない、ということは、分かっています。
好きな男性と結ばれても、女性が対等になろうとし過ぎて肩肘を張ってしまったり、上手に甘えられなかったり、男性に依存し過ぎたら、それは1人で居るよりも、ずっと辛い状況に陥るでしょうし。
男なんだから、女なんだから、という、世間の呪縛から解き放たれる場所を、2人で創り上げること。
それが、パートナーシップだと考えています。
愛する人には、一番理解して欲しいし、もしその願いが叶えられたら、勇気と力が湧いて、お互いがお互いを、更に幸せに導けると思うのです。
守り、守られながら、この人生の荒波を潜り抜けて行く内に、ふと周りを見渡すと、波はすっかり、凪になっているのかもしれません。
非常識とか、大人げないとか、世間から言われるだろうな、ということを、私が一番良く知っています。
だけど、だからと言って、自分よりも世間の意見を採用し続けて生きて来てしまったから、今のこの、現実があるのだと、誰よりも理解出来ています。
じゃあ、その大切な自分の為に、どうするか。
それが課題です。
すぐに出来るのは、とても怖いけど、毎日、自分の心と、真剣に向き合うこと。
自分の心と体で、永久に減らない、幸せに生きる為のガソリンを、自給自足出来るようにする為に。
他人様の幸せを考えるのは、その後からでも遅くないと思います。
正念場、という言葉が、これほど似合う状況は、人生初です。
何度も修羅場を潜って来ましたが、今回はまだ、少しだけ、“希望”が見えているから、何とか踏ん張れるはずです。
妹と母に関しても、自分自身を愛するように変わってくれないのなら、これ以上私の幸せの道を通せんぼするようなことを繰り返すのなら、とても胸が痛みますが、心理的にも、距離をおく覚悟です。
自分を尊重し、その延長上で、私のことも尊重してくれる人が生きる世界。
私は、そこに行きたいからです。
健康で、愛情に溢れた、笑顔の絶えない人生。
それが私の、本当に本当に叶えたい夢でした。
そこまでの手段は決して、“苦労”や“欺瞞”や“大金”ではありませんでした。
それが分かったことで、また1つ楽になりました♡
【ミッサーシュミット、20代まで小説家志望でした♡( *´艸`)】
misserschmitt2323.hatenablog.com ※官能小説も連載中♡